第2章は長過ぎないでしょうかねぇ、単行本にしたら三冊ぐらいは行きそうなんですけど。
そういった理由で、序盤から終盤へと感想も変化しているのですがひとまずは第2章全体としての感じたことを軽く記そうかと。
他者との繋がりが無かったアキラが他者との繋がりを得て正義の味方をぶっ殺す話で強者を倒すまでの伏線が良かったです。第一章では地獄を、第二章では地上を相手にとりぶちのめし、しまいには審判者もぶちのめしそうです。
タイトル回収の魔女からの引喩を用いた兵装が気になりますがおいおい考えるとしておいて2-1 氷血のコルセスカの感想となります。
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第2章 もしサイバーパンク世界の住人がオカルトパンク世界に転生したら
2-1 氷血のコルセスカ
あらすじ
第1章にて、正体不明の掌握者により掌握され地上、地獄共に人、ものの行き来が自由となった第五階層。そこでは自由市場が成立していたがヤクザな組織が牛耳っていた。『鎧の腕』として名が広まってきていたアキラは半年経っても言葉が理解できずアウトローな生活を送って過ごしていた。首領より意思疎通ができるようにと言語魔術師を紹介される。その名はコルセスカ。刺客に襲われたアキラがなかなか倒さないのに痺れを切らした氷の魔女コルセスカが刺客を凍らせ圧勝するのをただただ見つめるしかないアキラだった。
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アウトローな感じはアニメ「スクライド」のカズマのように暴力を振るって物事にあたる印象を受けました。腕が特徴的ですし。なにかれ構わず噛み付く狂犬っぷりを松明の騎士団に見せて欲しいなぁ。半年間の中であったのかもしれないですし想像するのは楽しい。アズーリアに会いたいというのがあっても会えないってのはもどかしい。
第五階層は物騒な階層なんだけども他の階層みたいな即戦闘っていうわけでもないので転生したばっかりのアキラには良かったかもしれないですね。第五階層で即防衛戦突入してた場合、強者感溢れるボスキャラ達に対応できないだろうし。ただ地上、地獄から襲われ続けるのは辛過ぎる。
首領はなんだか良い人っぽそうで、アキラが雛見沢症候群を発症してるんじゃないカナ?と思えるわけで社会福祉の貢献を一番に考えている人が悪人なわけないじゃないか。たとえインテリヤクザであっても(笑)
そんな人が紹介してくれた言語魔術師コルセスカ、顔半分が美人で片方はデカイ結晶が眼に付いてるというそれはどうなんだという異形系の美人さんはどうにも好きになれないので、コルセスカがメインヒロインだった場合もうどうしたらいいものやら。どうやら氷を使うようです、タイトル回収キター!「氷血のコルセスカ」。氷結とも掛けてるのかな?冷酷で血が通ってないような女ですな。後ろで凍った人が砕けているのに、なんとも冷酷だわ。
とそんな感じで読んでました。
以上!
次回は「2-2 転生者(ゼノグラシア)」の感想書きますね。
続き書いたよう^_^ http://junetan.hatenadiary.com/entry/2014/10/02/215536